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    2019-2020秋冬 東京コレクション
“カワイイ”から”大人のモード服”へ、東京トレンドが進化を遂げる
東京発のファッショントレンドを世界に向けて提案する「Amazon Fashion Week Tokyo 2019 A/W」が2019年3月18日から23日の6日間に渡って開催された。参加ブランドは52、そのうち初参加は14、海外ブランドは6を数え、トレンド発信基地としての地位を強固なものとした。今シーズンはパリを拠点に活躍する「KOCHE(コーシェ)」が2016年に続いて2回目の参加を果たしたほか、インドネシアやタイ、中国などアジア発信ブランドがコレクションを披露、さらに発表の場を海外に移した「ANREALAGE(アンリアレイジ)」「beautiful people(ビューティフルピープル)」が東京コレクションにカムバックするなど、見どころ満載のイベントとなった。なお、Amazonが冠スポンサーを務めるのは今シーズンが最後となる。

東京コレクションの代名詞といえばカワイイ系のストリートスタイルだが、2019-2020秋冬シーズンは上品な大人の女性のモード服が多数提案されている。たっぷりとした量感のオーバーサイズとロングシルエットが印象的だ。そこにフリンジや毛足の長いエコファー、レースで女性らしさをプラスする。男女合同ショーの中で、男女兼用のスタイルを提案するブランドも少なくない。

昨シーズンに続いてパリと東京でコレクションを開催した「ANREALAGE」は“DETAIL”をテーマに、巨大化した定番服を着用することで、美しいシルエットを形成させることに挑戦した。パリで提案されたウィメンズに19体のメンズウェアを加えて、男女合同ショーとして発表した。ウィメンズは300%、メンズは150?200%のサイズで仕立てたトレンチコートは、大きな襟を巨大なケープのようにまとうことで完成された服となる。襟や袖、ベルトといったパーツがどのように服の一部として着用されるのか、斬新な手法に注目したい。

「HYKE(ハイク)」は昨シーズンと同様、”ミリタリー”に焦点を当てたコレクションを展開。オーバーサイズのダッフルコートは極端なドロップショルダーにデザインされている。注目はライナーを表地と裏地を逆転させたスタイル。モッズコートのライナーとしてボアが、またフィールドジャケットのライナーとして毛足の長いファーがあしらわれている。オーバーサイズのジャケットやワンピースの下から見え隠れするフリンジが歩く度に揺れ、動きのあるスタイルを演出する。「THE NORTH FACE(ザ・ノースフェイス)」とのコラボアイテムは今シーズンも健在。

ANREALAGE

HYKE