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    2012春夏 東京コレクション
メルセデス・ベンツを冠スポンサーに迎え、東コレが様変わり
 メルセデス・ベンツを冠スポンサーに迎え、 大きく生まれ変わった2012春夏 東京コレクション。「メルセデス・ベンツ ファッションウィーク東京」の名のもとに展開されたイベントは、これまでにない趣向を凝らした演出・形態が試みられた。横浜に停泊する日本丸で船上ファッションショーを開催した「THEATRE PRODUCTS(シアタープロダクツ)」や、「PHENOMENON(フェノメノン)」「mastermind JAPAN(マスターマインドジャパン)」ら若手8ブランドが参加したイベント「VERSUS TOKYO(ヴァーサス トウキョウ)」では、チケットを一般発売、有料化することで誰もが見られる催しとなった。また「ANREALAGE(アンリアレイジ)」と「mintdesigns(ミントレザインズ)」は「THE SHOW」と題した合同ショーでタッグを組み、お互いのクリエイションを刺激し合った。番組では同ファッションウィーク期間中にショーを披露した45ブランドを紹介する。

 注目トレンドは東京ブランドならではのストリートカジュアルに、ドットやトロピカル、トライバルなどのポップなプリントをのせた躍動感あるスタイル。淡いパステルカラーの組み合わせや、オーガンジー、チュール、シフォンといった透け感のある素材を用い、繊細でやさしい雰囲気を演出している。シルエットはルーズフィットが中心。また、1950〜60年代のクラシカルなディテールが復活しているのも特徴だ。

  ブランド10周年の節目を迎えた「mintdesigns」のショーは、過去20シーズン分の柄を集めた「archives」と、「ALL STAR」と題した2012春夏の新作の2部構成。毛を逆立てたネコ柄やフィルム糸で加工した星柄、マンガの吹き出し柄など、得意の柄を重ねたガーリーなドレスルックを提案した。同ブランドと合同ショーを行った「ANREALAGE」は「SHELL」をテーマに、彫刻的なフォルムのフェミニンスタイルを並べた。独特の立体感はポリエステルにブリスター加工を施し、服の中に空洞を形成させたもの。白を基調とした透明感のある色合いが主張の強いフォルムを際立たせている。







mintdesigns (ミントデザインズ) デザイナー:勝井北斗、八木奈央
勝井北斗は1973年、東京生まれ。パーソンズ・ザ・ニュー・スクール・フォー・デザインで学んだ後セントラル・セントマーチンズ卒業。八木奈央は同年、大阪生まれ。同志社大学卒業後、セントラル・セントマーチンズで勝井北斗と出会う。2001年「mintdesigns」設立。2003年春夏より東京コレクション参加。2005年モエ・エ・シャンドンデザイナー新人賞受賞。 現在、大阪成蹊大学芸術学部客員教授。

アンリアレイジ(ANREALAGE)  デザイナー:森永邦彦
1980年、東京生まれ。早稲田大学の繊維研究会で服作りに目覚める。同大学卒業後、バンタンデザイン研究所で服作りを学んだ後、舞台衣装を手掛けるデザイナーのアシスタントを経て2003年「アンリアレイジ(ANREALAGE)」設立。2005年NYの「GEN ART 2005」でアバンギャルド部門大賞受賞。

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