ボリューム袖のトップスで、グランジルックに甘さをプラス
朝夕の寒暖差で秋の到来を肌で感じる10月上旬。季節の変わり目とあって、タンクトップの薄着派がいるかと思えば、ジャ
ケットやファー、ニット帽を着込む季節先取り派もおり、いつも以上にスタイルが細分化している。そんな中、トップスで目
立ったのはシアー感のあるボリューム袖のブラウス。胸元をリボンで飾ったブラウス、ペプラムトップなど、軽くスウィート
なアイテムも見られる。その分、ボトムスは着古し感のあるフレアジーンズやだぼだぼのワークパンツといった重めのアイテム
を合わせる。全体的にトップスはフェミニン系、ボトムスはカジュアル系をミックスした着こなしが多い。ワンピースはキャ
ミソール風のデザインやフィット感のあるマキシ丈、ミニ丈など、豊富なデザインが登場しており、中でもミニ丈が増加傾向。
ジャケットはお尻が隠れるほどのオーバーサイズが支持されている。
ボトムスはパンツ派とスカート派がちょうど半々くらい。パンツではオーバーダイやダメージ加工が施されたジーンズが人気。
反面、ショートパンツ、バレルジーンズは減少傾向を見せている。脇にラインの入ったトラックパンツは、デザインのオシャ
レ度を増しながら人気継続。一方、スカートは薄手のものが多く、チュールを重ねたデザインやティアードスカート、深くス
リットの入ったマキシ丈スカートが優勢だ。ワンピース同様、ミニが徐々に増加している点も見逃せない。
柄で注目したいのはレオパード。これまではポイント的に取り入れる着こなしが多かったが、今秋はレオパード柄をメインに
据えたスタイルが増加している。レオパードはワンピースやスカート、バッグなど、多様なアイテムで人種を問わず人気を博
している。
[ 観測日 ] 2025年月10月3日 / 曇り / 表参道 (24.5℃/55%)、原宿(24.3℃/55%)

表参道

原宿