ワイドの次はバレル! 着古し感のあるジーンズが豊富に登場
梅雨の訪れを予感させるじめじめとした気候となった6月上旬。原宿・表参道ストリートは外国人であふれ、日本人のほうが少ない印象。それに合わせてストリートファッションもグローバル化の一途をたどっている。大勢を占めているのはデニム素材を中心としたカジュアルルック。トップスはデニムジャケットやデニムシャツ、ボトムスはライトブルーのワイドデニムパンツやバレルレッグパンツが人気。トップスもボトムスも着古し感のあるライトブルーのものが多く、身体をゆったりと包み込むオーバーサイズが好まれている。
アウターで人気なのはビッグシルエットのテーラードジャケット。フロントボタンを留めて着用する人は皆無で、袖に腕を通さずラフに着こなすのがポイントだ。その他のトップスでは、クロップドT シャツやキャミソールといったクロップド丈のアイテムも目立つ。
ボトムスの一番人気はデニムのワイドパンツ。ストレートが主流だが、丸みを帯びたバレル(barrel =樽) シルエットが加わり、バラエティ豊かなデニムパンツがストリートにあふれている。両者とも股上の深いジャストウエストで、ヒップホップダンサーのような脱力感を演出する。
プリントで注目したいのがマドラスチェック。他のアイテム同様、ビッグサイズがポイント。緑、赤、グリーンなどの原色カラーのチェックシャツを羽織り、マニッシュにコーディネートする。
[ 観測日 ] 2025年6月2日 / くもり / 表参道 (21.8℃/64%)、原宿(22.1℃/65%)

表参道

原宿