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    FASHION SEMINAR「2015-2016秋冬 カラートレンド詳報」
明度の低いグレイッシュトーンが台頭
 ファッションマーケティングに役立つ次期カラートレンドを社会環境動向やテキスタイル展、インターカラー決定色、JAFCAレディスファッションカラー決定色など、さまざまなデータをもとに分析。カラートレンドのエキスパートである日本流行色協会/ファッション・ディレクターの中村芳道氏を講師に向かえ、カラーチャートや取材写真を使いながら詳しく解説する。2015-2016秋冬は全体的に明度が低く、モデレートからダークグレイッシュまでのグレイッシュトーンが優性になるという。


[2015-2016秋冬 インターカラー決定色 ]
提案色:463色、決定色:50色
テーマ:NUMANITY -SIMPLIFY THE CHAOS- (新しい人間性 -混沌を簡素化する-)
決定色の傾向:全体的に明度が低い。グレイッシュトーンが優勢。透明感のある清色 x 濁色、
素材の凹凸に現れる陰の色

カラーグループ:
1) SCI-FI POETRY(サイファイ・ポエトリー / 空想科学的詩情):未来を描いた映画を見ているような、光の膜がかかった世界を作るためのグループ。
2) STILL LIFE(スティルライフ / 静かにそこにある):静かに、確かに、品性を持って存在する、その佇まいを表現するための色。
3) PRIMITIVE IMPULSE(プリミティブ・インパルス):原始的な衝撃。混沌とした自然界、深くて濃厚な、生命の原始を感じさせるグループ。
4) PITCH DARK(ピッチ・ダーク / タールのようなダークカラー):タールのように暗い、しかし色味を豊かに感じさせる神秘的な深い色のグループ。
5) POLI COMPOITE(ポリ・モンポジット/ 多重構成):高彩度色とグレイッシュカラー、ダークカラーを混在させた、多次元表現を意図したグループ。

2015-2016秋冬
カラートレンド詳報

2015-2016秋冬
カラートレンド詳報