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    JFW-JC 2014 -PIGGY'S SPECIAL ピッグスキンファッションショー-
ピッグスキンの新たな可能性をアピール

 日本で唯一自給自足できる革素材、ピッグスキンを使ったファッションショー「PIGGY'S SPECIAL -ピッグスキンファッションショー-」が2013年11月20日、「JFW JAPAN CREATION 2014(JFWジャパンクリエイション2014)」の特別イベントとして開催された。

 32回目を迎えた今回は、東京コレクションで活躍中の2ブランド「et momonakia(エ・モモナキア)」と「Yasutoshi Ezumi(ヤストシ・エズミ)」が参加。玉置博人と城賀直人がデザインする「et momonakia」は“The flowers in full glory”をテーマに、花の転写プリントや箔プリントをピッグスキンに施し、躍動感のあるスタイルをダンスパフォーマンスを交えて発表した。一方、「Yasutoshi Ezumi」(デザイナー:江角泰俊)は2014春夏コレクションと同様の“Architectonic(構造上の、構成的な、建築術の)”をテーマに掲げ、パンチングやボンディング加工を施したり、紐状にして編み込んだピッグスキンをドレスやジャケット、バッグ、靴など多様なアイテムに採用。マットな質感を生かした構築的なスタイルを提案した。


[Designer Profile]
et momonakia (エ・モモナキア):城賀直人 / 大阪生まれ。マロニエファッションデザイン専門学校卒業後、アパレル会社、フリーランスを経て渡仏。フランスの国立専門学校LISSAを首席で卒業。「LANVIN」にてアルベール・エルバスに師事。2008-2009秋冬より玉置と共同で「et momonakia」スタート。のイメージデザインに携わる。玉置博人 / 京都生まれ。立命館大学卒業後、大阪バンタンキャリアスクール修了。その後、渡仏しフランスの専門学校スタジオ・ベルソー卒業。「BALENCIAGA」コレクションチームのアシスタントを経て城賀と出会う。「et momonakia」のデザイン、パターンに携わる。

Yasutoshi Ezumi(ヤストシ・エズミ):デザイナー / 江角泰俊。広島生まれ。セントラルセントマーチンズ美術学校ファッション&テキスタイル科卒業。「ALEXANDER McQUEEN」などコレクションブランドで経験を積む。2008年「Aquascutum」のニットウェアデザイナーを務める。帰国後、テキスタイルデザイナー / アートディレクターとして活動。2010秋冬、自身のブランド「Yasutoshi Ezumi」を立ち上げる。2011秋冬より東京コレクション参加。

et momonakia

Yasutoshi Ezumi